ケーキを作ったら瀕死状態になった。

チョコレートケーキの王様 

ザッハトルテ・ア・ラ・ローズ

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粉をスポンジに変える作業から始めました。それは例えばカレーのルーをカレー粉をから作るのと同じで、なにもない(粉だけはある)ところからひとつひとつ部品を作り上げて形にする作業でした。相変わらず無心で混ぜたりコネたり、飾ったり(裾にふりつけたローズの花びらが実にいい香りで紅茶に入れても美味しいのだそうです)、日頃の雑な思考がクリアになってゆくのはひどく心地よいのですが体力が今回は追いつかなかった。2時間近い作業の途中椅子に座ってしまいました。チョコレートスポンジの間に(たっぷりとチョコが染み込んでいる)あんずジャムを挟むと、苦さと甘さの調和が見事でその味わいを繰り返し楽しみたくなります。1ホール約2500kcalなので1/4カットを頂きました。

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昨夜はフォンダンショコラを帰宅後作成。最初の目標は40個作るということでしたが、手持ちのボウルが小さくてとりあえず半分から作成しはじめたら途中でダウンしました(笑)大きなボールが2つは必要です。このミニケーキの中にラム酒で味付けしたガナッシュを入れてオーブンで焼くのですがそのガナッシュがケーキに染み込んでしまう!冷蔵庫でカチカチに冷やしたぐらいがちょうどいいのかもしれません。ガナッシュは大量に作ったものを冷やしたので、生チョコもつくれるかも。ラミーのような味がする最高のチョコです(少しだけだべました。)これは普段お世話になっている方への贈り物です。

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ケーキを作っている最中はグールドのゴールドベルグ変奏曲をきいていますが、ここしばらくの間の最もリラックスできる時間です。あれ?これ。が幸せっていうものかな?という大袈裟な表現かもしれませんが。作ったものを喜んで受けてもらえるのも心の満たされることですね。