2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ボナヴェンチュラの香水

ボナヴェンチュラから香水が販売されたというので早速試供品を注文した。注文と言っても実質送料込で0円なので特をしたというか申し訳ないというかひどく太っ腹な会社である。 私はボナヴェンチュラでスマホの手帳風カバーを購入したことがある。今も使用し…

祇園礼祭図屏風 細見美術館

祇園祭とはよく聞く祭名である。京都の葵祭、時代祭、そして祇園祭の三大祭のひとつであり厄災を払う祭りらしい。時期は7月1日から7月31日まで。ひと月のあいだ開催されつづけるというから驚きである。といっても打ち合わせや鉾の組み立てを含む一ヶ月なので…

絵画についての書籍1

絵画について知らないことが多いので書籍を読み学ぼうと手にしたのが 高階秀爾 著 名画を見る眼 岩波新書 だった。西洋絵画を学んだ人なら全員が知っているであろう基本のキが書かれている。私の驚いたのはその文章の簡素でありつつ流麗で的確な表現であった…

加茂社競馬図屏風 細見美術館

加茂社とはいずれの神社を指すのか調べてみると、どうやら 加茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ 通称:上加茂神社)と 加茂御祖神社(かもみおやじんじゃ 通称:下鴨神社) のふたつの神社を合わせて呼ぶらしい。ふたつ合わせて呼ぶならば隣り合って、も…

洛外図屏風 細見美術館

よく耳にする洛中洛外図屏風。今日の画像は洛外図屏風だがそもそも洛中・洛外とはどの場所を指すのか。おそらく洛中とは京都、洛外とはその外となのだろうが明確な線引があるのか調べてみると豊臣秀吉の京都整地によって洛中・洛外が区別されるようになった…

北野社殿図屏風 細見美術館

北野社頭図屏風 さて二日目である。もちろん日本美術の知識は増えてはいないので昨日の続きのような文章になる。北野社頭図屏風は江戸時代初期に描かれたものらしい。東山名所図屏風よりも建築物は厚みがあり立体的で人びとの様子も細かに描写されている。相…

EX:[002]

2 食事なんてどうでもいいとケータリングで日々過ごしているくせに月に数度の蓼科での宿泊時には慣れない手付きで私は食事をつくる。適当に買い集めた食材で見よう見まねに身体に良さそうなものを、フライパンのなかで混ぜ合わせてみる。調味料を適度に振り…

EX:[001]

1 私の彼の何処が気に入っているのかと問われたらすぐに思いつくのは言い古された言葉だろうけれども白魚のような指を持つ手だ。白く透き通って青い血管の浮き出たところどころ節の強張った、女性的ではないけれどもかといって男のようにがさつでもない、中…

初歩の初歩 東山名所図屏風 細見美術館

せっかくでかけた美術館で得るものが無いのは悔しいので掠める程度に勉強してみる。一隻(いっせき)の屏風を観て時代と場所程度がわかれば御の字とする(レベル高いかな)おいおいここに書き連ねていけば自ずと様々なことが理解できると期待している。 1 東…